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不動産は企業にとっても個人にとっても大切な資産です。
不動産は、その金額・価値ゆえに、イザという時の頼りになりますが、
逆にトラブルの元になったりもします。
私達は、様々な人の思い・情熱・歴史が結実した不動産が抱える問題/課題を
誠心誠意全力で解決することを通じて、社会を明るくすることに貢献していきます。
Real estate consultant in Meguro & Setagaya.
不動産には、様々な人の思い・情熱・歴史が結実しています。
車や家電製品と異なって、誰一人として不動産を完全に所有することはできません。
例えば、東京都心にある殆どの建物は、空襲の焼け跡に建てられたものです。一つの土地にはまるで地層のように幾多の人々の営みが積み重なっています。
あなたが、この世からいなくなった後も、その不動産はこの世に存在し続けます。
全ての不動産は究極の一品モノです。同一設計で造られた建売住宅やマンションであっても、そこに人の営みが加わることで極めてユニークなものに変容していきます。それぞれの不動産が固有のストーリーを持っています。
高価な不動産は企業にとっても個人にとっても大切な資産です。イザという時に頼りになったり、逆にトラブルの元にもなったりします。
不動産は、他の商品よりも、金額が桁外れに大きいにもかかわらず、不動産の周りにはポジショントークをする人が多く、客観的に確かなことを言える人が少ないという現実があります。私自身、電機メーカーで営業をしていたので分かるですが、八百屋さんに、売っている野菜を美味しいですか? と聞くようなもので、どうしてもバイアスがかかることは避けられません。
私は、不動産鑑定士という一般に余り馴染みのない仕事を業としています。
鑑定士の仕事は、様々な手法を駆使して、その不動産の経済的価値を把握していくことを通じて、その本当の価値を見出していくことです。
不動産の評価・価値判断が恣意的になることを防ぐ為、日本国が定めた「不動産鑑定評価基準」に基づいて評価を行うことが法律で定められています。評価基準には、様々なルールや手法が規定されていますが、私個人としては、当該不動産の成り立ち・経済的価値について、ひたすら真面目に考え抜くことに尽きるように思います。不動産は、株式や債券とは異なって、現実に存在している物理的実体なので、対象及びその地域をよ~く見てよ~く考えることが極めて大事です。また、事務所ビルや商業施設については、ビジネスを入れる箱ですから、この箱にどんな商売を入れたら一番利益が上がるのかといったことも考えなければなりません。
私は、知らない街を訪ねて歩き回ったり、街や建物をみて色々なことを考えたりすることが好きだったので、この道に入りました。今でも新しい不動産を見に行く時には、どんな不動産なのだろう、どんな街・地域なのだろうと、ワクワクします。
自分は、不動産の外の世界から来た人間ですから、まだまだ勉強しなければならないことが沢山あります。でも、畑違いのところからやって来たお陰で、一般の方が疑問に思うことを分かり易く説明できますし、逆に、それが自分の強みではないかと思っています。
不動産は、人が幸せになる為に、この世の中に存在しています。
弊社の経営理念にありますように、私共は、様々な人の思い・情熱・歴史が結実した不動産が抱える問題/課題を誠心誠意全力で解決することを通じて、社会を明るくすることに貢献していきます。私は、不動産鑑定の仕事を通じて、皆さんの役に立つ頼りになるアドバイザー/相談相手になりたいと考えています。
不動産鑑定士
USA real estate market information
「既に起こった未来を探せ!- アメリカの不動産市場で今起きていること」
資本主義陣営No.1の国アメリカは不動産投資資金の最大の供給国です。
岩盤規制やこれまでのいきさつ等でがんじがらめ、色々な意味で動きの遅い日本と異なり、フロンティアスピリットにあふれ、新しい挑戦を良しとして失敗を許容、再挑戦をオッケーとするアメリカでは、様々なビジネスの実験が行われています。いわば資本主義の壮大な実験場と言ってもいいでしょう。
また、国土の面積が日本の26倍もあるアメリカは、地域的にも文化的にも多様性に富んでおり、マーケット全体が一つの方向に向かって動いていくという事もありません。広大な国土の中にエンジンがたくさんあって、お互いに影響を与え合いながら、思い思いの方向に動いているというイメージでしょうか。
そして、アメリカはトランプのような極端な人が大統領になってしまうような国です。時には極論と極論がぶつかり合って、しかもそれぞれ自分達は絶対に正しいと思い込んでいたりします。マーケッティングの先進国ですから、それぞれにプレゼンが非常に巧みで、どちらも正しく見えることがよくあります。
Proptech / Fintech でアメリカは日本よりも5年ほど先行しています。現在アメリカで起きていることが、少し遅れて日本で起きる可能性も高いのです。
アメリカと日本では、風土/規模/文化/歴史が異なっているので、アメリカで起きていることをそのまま日本に当てはめることは出来ません。しかし、アメリカの先進事例を参考にして様々な思考実験を行うことで、日本の将来像が見えてくるのではないでしょうか。
今、私たちは歴史の大きな転換点に立っています。後世の歴史家は、コロナ禍が発生した2020年を歴史の一大転換点と位置付けるでしょう。当初、コロナ禍は一年で終息すると思いきや、デルタ株の蔓延など時間がかかりそうです。そして、アフガニスタン情勢等々、 ますます世界の先行きは不透明になって来ています。
これから何が起きるのか。何が来るのか。
このコーナーでは、ほぼ隔週ぐらいのペースでアメリカの不動産関係の News Letter の記事から、小職が興味深いと感じたもの、皆さんとシェアしたいと感じたものをアップロードしていきます。
この混沌として先行きが見えない時代を共に生きていく仲間として、アメリカの不動産市場情報が、ほんの少しでも皆さんのヒントになればいいな、と考えています。
宜しくお願いします!